検査・原因分析 |
4日前に電車のシートから立ちあがろうとした時に右脚の裏側に突然の激痛。痛みをこらえて何とか帰宅。
今日まで安静にしていたがいっこうに良くならない。整形外科はきらいだから行ってない。
右足のふくらはぎ、太もも全体が空気がパンパンの風船のような状態。痛みでかかとをつけられない。
カウンセリング、触診などから、慢性的な運動不足で下肢の血行不良が起きていると思われる。脚全体の筋肉が硬く縮んでまったくゆるまない状態が長期間に渡り続いていた事が推察できる。
なぜ右脚だけなのかは不明。ただ、左脚の硬さも相当なものなのでいずれは左という事も考えうる。おそらく大した理由はないのでは。こんなカチカチの血がまともに行ってない酸欠な足で生活してたらどうにかなります。
とにかく表面から、それこそ皮膚から順番にほぐして脚全体の柔軟性を取り戻していく。膝もほとんど曲がらないので少しずつ関節の動きもつけていく。 |
施術経過 |
1回目 |
歩くのは無理との事でタクシーで来院。
まずは脚全体をホットパックで温めながらほぐしやすくする。その間に慢性腰痛もお持ちだったので腰、臀部をしっかりほぐしていく。筋肉の緊張はふくらはぎのみならず腰から臀部、太ももと全体にわたり、坐骨神経痛の様相を呈している。とはいえ触診、動作テスト、トリガーポイントの関連痛(筋肉中にできるしこりが別の場所に痛みをとばす症状)の有無から、腰椎ヘルニアなどの神経症状ではなさそうだと推測。
その後、ゆっくり圧を加えて緊張を取り除いていく。そうとう丁寧に施術したが、それでも汗が吹き出すほど痛かった様子。術後、痛みはまだまだあるがかなり楽になった。最後はキネシオテープでふくらはぎをカバーし終了。
とりあえず1日置きの集中治療を2週間提案。
タクシーで帰宅。 |
2回目 |
2日後来院。少し良いみたい。ひざを曲げながらなら幾分歩けるようになったとの事。施術は前回同様、腰から脚にかけてじっくりほぐす。
生活のアドバイスとしては手提げカバンと少しかかとのある靴を履いているのでリュックとクッションのあるシューズをすすめた。
後日、娘さんにそれはオバサンくさいからやめてくれと言われたようであえなく却下。手強いのは筋肉の硬さだけじゃないみたいだ。 |
3回目 |
翌日来院。順調に楽になってきている。
施術は同じ。筋肉は少しずつ表面からほぐれてきて、硬い芯に近づいてきてる感じ。
ここまで身体を休ませてきているのでそろそろ運動療法を取り入れてみる。自宅エクササイズとして、立位でのかかと上げ運動を処方。
良くなる実感があるのでできるだけ詰めて来たいとの申し出あり。 |
4回目 |
翌日来院。更に歩きやすくなった。かかともつけて歩ける様子。施術後も軽やかに。
ちょっとずつでいいのでウォーキングを開始するよう提案。 |
5回目 |
翌日来院。筋肉の状態もかなりゆるんできてる。あとは必要な筋力をウォーキングでつけて、エクササイズでも補強していく。
長歩きしたら楽になるとの事だし非常に順調。まだ無理はしないように。 |
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2日後来院。5~6000歩歩いたら反対の左脚がむくんでくる感覚になってだるいとの事。今まで右をかばってきた負担が出てきてる様子。これは回復経過としてはやむを得ず。今日からほぐしの割合を同じくらいにしていく。 |
7回目 |
左右の筋力バランスがまだ悪いので硬いところは施術でほぐし、弱化したところはエクササイズで底上げをしていくよう修正。
とにかくこまめ身体を動かす癖がついてきた。とても大事な事。 |
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15日後来院。今のところウォーキング4~5000歩が限界。長い事身体を動かしてこなかったので左脚がだるくなったり、右膝に鈍痛が出たりしている。
施術は全身、右膝は関節のモビリゼーションと太もものトリガーポイント療法を施す。膝ブラブラエクササイズで太ももの筋肉をゆるめ、膝関節のあそびを作ってガス交換を促進させる。 |
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運動不足の身体に施術により血行が戻り、いかに身体が悪い状態になっていたかを痛感。無理なく、ウォーキング、自宅エクササイズを続け体調管理しましょう。 |
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2ヶ月経過後、コレステロール値が下がったとの報告。数年間薬を飲み続けたのに全く下がらなかったので主治医も驚いたそう。
4ヶ月経過した現在は体重も落ちてきて体質改善を実感。現在もメンテナンスで週1回来院中。 |
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今回の症状は運動不足などにより下肢の筋肉が徐々に硬くなっていき、下肢の血行障害が起きてとうとう歩けないほどの痛みが出たと思われす。
血液は栄養と酸素を運び、老廃物と二酸化炭素を回収する役割があります。運動不足や動かさな過ぎは筋肉が固まってしまい、血管を圧迫し、この循環サイクルを妨げてしまいます。
身体は使う事でしか健康になれません。施術で状態を良くした後は、とにかく可能な限り動く事が改善の早道なのです。 |
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