スマホ指が起きる原因とは?
「スマホ指」とは、スマートフォンの使い過ぎによって親指に痛みや違和感が生じる状態のことを指します。
特に、長時間にわたってスマホを操作する現代のライフスタイルが、この症状の大きな要因となっています。
スマホの操作は、親指を頻繁に使います。画面をスクロールしたり、文字を打ち込んだりする動作が繰り返されることで、親指の関節や筋肉に過度な負担がかかります。
特に、親指の付け根や第1関節に痛みが出やすく、これが「スマホ指」の主な症状となります。
この痛みの原因は、親指の腱や関節に負担が集中することによって起こる「腱鞘炎(けんしょうえん)」です。腱鞘炎とは、筋肉を骨に繋げる腱(けん)が腱鞘というトンネル状の組織と摩擦を起こして炎症を引き起こす状態です。スマホを頻繁に操作することで、親指を酷使し、腱が過度に動くことによって炎症が発生します。
さらに、スマホを持ちながら長時間操作することで、手首や腕にも負担がかかり、手全体の疲労感や痛みを引き起こすこともあります。また、スマホ画面を見つめ続ける姿勢が悪いと、肩こりや首の痛みなど、全身のバランスに影響を与えることもあります。
スマホ指は現代病とも言える症状で、特にデジタル機器の使用が多い人ほど発症しやすくなります。スマホの操作時間が長いと感じている方は、日常の生活習慣を見直し、親指や手首にかかる負担を減らすことが大切です。
武蔵野市 三鷹駅
みたか西久保整体院