- スマホ症候群
スマホ症候群 (精神面への影響)
皆さん 「スマホ症候群」という言葉をご存知でしょうか?最近新造語として使われ始めています。
3,4年前から急激に普及していったスマートフォン。小型パソコンと言ってもよい程の高性能で
その性能と便利さは1度使ったら手放せませんね。
しかし最近スマートフォンを日夜継続的に使用するあまり 身体の不調を訴える方が急増しています。
主に首・肩こり、頭痛、めまい、眼精疲労、猫背、手首・肘の痛みなどを総称して「スマホ症候群」と言います。
スマートフォンは画面が小さい分文字も細かいので
ついついのぞきこんだ姿勢になってきます。
それにともなって急増しているのが首コリからきている
うつ病です。
首こりは副交感神経(リラックス時はたらく神経)のはたらきを
低下させ、つねに緊張し続けます。
こうした状態が慢性化すると
頭痛・めまい・全身のだるさがでてきます。
やがては うつ などの精神面への影響が
あることが報告されています。
これはやはり問題だなと思い うつむく姿勢が
いかに首に負担がかかるかを説明させていただきます。
よく 重い重いといわれる 頭
実際測ってみました。
スタッフ3人で測った平均が 5キロ
やはり相当なものです。
しかしこれは背骨の真上に頭がのっている時の話。
最近の調査では予想以上に うつむく姿勢が首に
負担がかかっていることがわかりました。
たかが5キロと思っていた あなた
とんでもありません。
首も背中も丸まった姿勢では 27キロもの重さが
首にかかっているのです。
これは小学校低学年のお子さんの体重です。
これではどんなに首の筋肉を鍛えても
一般の方では追いつきません。
今回はいかにちょっとした姿勢が大きな
負担になっているかがおわかり頂けたかと思います。
うつむく姿勢が多いと
うつむく=鬱むく
の入口かもしれません。
昔から大事なものの例えになる「首」。
繊細な場所ですので
日ごろの姿勢もケアのひとつとして
取り入れていければと思います。
スマホ症候群のいろいろな症状