- トリガーポイント
トリガーポイントこそが痛みやしびれの真犯人
いよいよ痛みの真犯人が追い詰められてきました。
犯人は「筋肉」や「筋膜」(筋肉を包む膜) です
強く思われがちな筋肉はとても繊細な髪の毛のような筋繊維の集合体です。
すこしでも負担がかかればすぐに傷ついてしまいます。
すると自律神経である交感神経がつよく働いて血管が収縮し、
血流が悪くなります。
その結果 筋肉は酸欠状態になり、ブラジキニンをはじめとする
痛みの物質が出てきます。
この痛みの物質が知覚神経のセンサーにぶつかると、情報が
信号となって脳に伝わり、痛みを感じます。
通常このような痛みは3~7日で自然と消えるのですが、
筋肉の負担が続いたり、強いストレスが続いたりすると
筋肉の硬直がとれないことがあります。
この硬直した筋肉が トリガーポイント 痛みの真犯人です。
トリガーとは「引き金」の意味でこれこそ しびれ・神経痛・関節痛
を引き起こす原因と考えられています。
重症のような診断名を告げられ治らないと
あきらめてしまう方が多いです。
「チリも積もれば山となる」 といいますが
まさに日常的な 運動の不足・悪い姿勢の継続
などが作り上げたものなのです。