- 健康情報
夏場の冷え ②解消法
人の体を温めるのに大切なものは、
≪筋肉、毛細血管、血液≫です。
体内の熱産生の約80%を筋肉が担っており、
血液(血のめぐり)は体内に熱を運ぶための手段で、
毛細血管は熱を運ぶためのルートとなります。
そのため、冷え症の根本的な解消法は、
日常での小さな積み重ねが大切になります。
◎有酸素運動◎
運動は、体を温めると同時に毛細血管の新生を促します。
アメリカのクーパー博士によりますと、有酸素運動開始20分頃から
毛細血管が作られ始めるのだそうです。
以前、減量目的のジムでエアロバイクをこいでいたとき、
「こんなにこいで、消費カロリーが飴1つって・・・(T_T)」
と衝撃を受けたことがあります。
しかし、毛細血管の新生が促されていると、
体のすみずみにまで血液が流れてゆくので、
基礎代謝があがります。
有酸素運動のメリットは、カロリーを消費することよりも
毛細血管の新生にあるのかもしれません・・・。
有酸素運動は、息が切れないようなペースで20~30分。
毎日時間がとれればベストですが、週3回でも効果はあるそうです。
◎深い呼吸を意識する◎
息を吸うと、背筋が伸び、体がアクティブな状態へ
息をはくと、背中が丸まり、体はリラックスモードへ
特にデスクワークでの姿勢は、猫背になり、
胸がグッと閉じてしまします。
また、日々の緊張やストレスでも呼吸が浅くなり、
充分な酸素を取り込むことができず、
また血流もわるくなり、冷えやすくなります。
深く大きな呼吸は、酸素を多く取り込めたり、
より副交感神経が刺激され、
リラックス効果を得られると同時に血流も促進されます。
人の体は本来ポカポカとあたたかいものです♡
毎日の中で、深呼吸とウォーキング少しだけ意識してみませんか?