- お知らせ
- ブログ
- 松田コラム
退職のあいさつ
すっかり秋めいて参りました。
にしくぼ整体院長の松田です。
みなさまに報告があります。
本日付けで院長としての職を辞し、現副院長の大森真太郎がにしくぼ整体を引き継ぐことになりました。
2007年の夏、にしくぼ整体に就職し、翌年2008年1月、院長に就任してここまで、本当にあっという間でした。
患者さんから、スタッフから、地域のみなさんから、同業先輩、後輩から、関わらせてもらったみなさんからたくさん学び、成長させてもらえました。
ぼくはみなさんのおかげで、大きな大きな自信を持って念願の地元開業させていただきます。
挨拶を締めくくる前に少しだけ脱線、おつき合いを。
実は2008年の春には地元開業の予定でした。
でもその予定は嬉しい誤算で延期する事になったのです。
妻が娘を身ごもったのです。
待望の待望の第一子。
しかし、出産予定が開業予定と同じ4月。
初めての開業と初めての出産。
この人生でも指折りのメインイベントを同時に迎えられるほどの器量も勇気もありませんでした(笑)
そんな運命のいたずらはもう一つありまして、それはある日実家に戻ったときに知った驚きの事実。
父が地図を広げながら、
お前の店がココだろ、でココがだね、、
と院のすぐ近くを指し示したのが、
ぼくが生まれた日赤病院。
そして
ぼくが通った思い出の武蔵野東幼稚園。
!!
たまたま求人が出ていたにしくぼ整体で働き始めたばかりだったぼくは、この町には何の覚えもなかったのに、縁があるどころか生まれ育った町だった。
五歳までは吉祥寺南町に住んでいて、園バスでここまで通ってたので、町には覚えはなかったから全く気づかなかったというわけです。
患者さんは同じ日赤生まれ、幼稚園の先輩後輩ばかり。
ちょった足をのばしたら毎日遊んでた井の頭公園もある。
鶴の恩返しじゃないけど、ここで働くことはきっと意味があるんだと思ったのです。
気づいたら、越谷よりずっと親しみ馴染んでむしろこちらの方が地元のように感じるまでになりました。
通ってくださる患者さんも大好きな方たちばかり。
商店会の活動もやりがいがあり、おもしろかった。
歴代スタッフも個性的な人たちばかりで刺激的だったし、苦楽を共にして充実していました。
患者さんには本当に申し訳ない。
後ろ髪引かれる思いですが、もうこのタイミング逃すと娘にもソッポ向かれる年頃になってしまうし(~o~)、
年齢的にもそんなに若くないし(>_<)、
もう十分恩返しはさせてもらったかなと勝手ながら思っています。
色んな出来事や、きっかけがあり、今回一気に独立開業する流れになりましたが、もうすべては自然な流れの中で動き、動かされ、すべて必然だなあと思えるのです。
にしくぼ整体は明日から大森が院長に就任し、新しい体制、新しいコンセプトで新しい風を入れてくれると思います。
担当させてもらっていたみなさまは、大森新院長がしっかり引き継ぎますのでどうぞ安心してご来院下さい!
これからもにしくぼ整体を応援よろしくお願いいたします。
追伸
年内に限り、予約の患者さんのみ限定的に出勤はさせてもらいます。あとしばらくよろしくお願いいたします!
にしくぼ整体院長松田孝司