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100ワットの電球
以前来院された学生さんから難しい質問が飛び込んできました
「人が生きている価値・意味は?」
というもの
少し悩みましたが
この時は自分の体験談でお話しさせてもらいました
前職で僕は販売業としてお店を任されており、1日の業務が終わり
お店を閉める作業をしていた時のことです
帰る間際にうっかり1つの電球を消し忘れていることに気付き、電球を消そうとした瞬間
はっとさせられました
「100ワットの電球ひとつがこんなに明るいとは・・・」
普段はたくさんの蛍光灯の光で目立たない100ワットの電球がこれだけ周りを
照らしているなら 人も同じく 生きているだけで誰かを照らしているのではないかと・・・
大勢の人のなかで自分の生きる意味・存在を過小評価してしまいがちですが
生きているだけで命の光を燃やしているのだなと
このときは理屈というより電球の明るさからそういった人1人の「価値」みたいな
ものを感じ取ったんだと思います
うまく話せなかったのですが学生さんは うなずいてくれ何かをわかってくれました
理屈も大切ですが
時には感じ取ることも必要なのだと思ったできごとでした
大森