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用語集 -タ行

glossary-04

体液循環(たいえきじゅんかん)

状態

血液、リンパ液、組織液などの体液が体内でスムーズに流れる状態を指します。
体液循環が悪くなると、冷えやむくみ、筋肉の緊張、疲労感が起こりやすくなります。
整体では、筋肉や骨格の調整を通じて体液循環を改善し、全身の健康をサポートします。

注釈:ストレッチや軽い運動も体液循環を促進する効果があります。

体幹(たいかん)

身体の部位

人間の胴体部分を指し、頭部や四肢を除く胴体の中心的な部分を言います。
体幹が強化されることで、姿勢が改善され、体全体のバランスが向上します。
整体では、体幹の筋力や柔軟性を整えることで、腰痛や肩こりの予防・改善を目指します。

注釈:体幹トレーニングはスポーツのパフォーマンス向上にも役立ちます。

体軸(たいじく)

姿勢

人間の身体の中心を通る軸のことを指します。
体軸が整っている状態は、骨格や筋肉のバランスが良く、姿勢が正しいことを意味します。体軸が乱れると、肩こりや腰痛、全身の不調を引き起こす原因となります。
整体では、骨格矯正や筋肉調整を行い、体軸を整える施術が行われます。

注釈:スポーツパフォーマンスの向上や疲れにくい身体作りにも重要な概念です。

体重移動(たいじゅういどう)

姿勢

歩行や運動時に体のバランスを保ちながら重心を移動させる動作のことを指します。
体重移動が適切に行えないと、転倒や関節への負担が増加し、膝や腰に痛みが生じることがあります。
整体では、体重移動をスムーズに行うための骨格調整や筋肉の柔軟性を高める施術を行います。

注釈:スポーツのパフォーマンス向上や日常生活での動作改善にも関連する重要な要素です。

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

身体の部位

太ももの前面にある大きな筋肉で、膝の曲げ伸ばしや歩行に関与します。
筋力の低下や緊張が腰痛や膝痛の原因になることがあります。
整体では、この筋肉をほぐし、柔軟性を高める施術を行います。

注釈:ランニングやスポーツで使い過ぎると筋肉疲労が生じやすい部位です。

体表筋(たいひょうきん)

身体の部位

体の表面に位置する筋肉の総称で、主に姿勢維持や動作に関わる筋肉を指します。
体表筋の緊張や硬直があると、肩こりや腰痛、姿勢の悪化が引き起こされることがあります。
整体では、体表筋を柔らかくし、正常な筋肉の動きを取り戻す施術を行います。

注釈:深層筋(インナーマッスル)と対比して説明されることが多い用語です。

知覚過敏(ちかくかびん)

状態

筋肉や神経が過敏になり、わずかな刺激でも痛みや不快感を感じる状態を指します。
整体では、知覚過敏が筋肉の過度な緊張や神経の圧迫によって引き起こされる場合、筋肉の緩和や神経の圧迫を取り除く施術を行います。
慢性的な肩こりや首の痛みが背景にあることが多いため、全身の調整が効果的です。

注釈:歯の知覚過敏とは異なり、神経の緊張や血流の悪化が関係することがあります。

治癒力(ちゆりょく)

その他

人間が本来持っている、体を回復させる力のことを指します。
整体では、この治癒力を高めるために、骨格や筋肉のバランスを整え、血流や神経伝達をスムーズにする施術が行われます。
治癒力が低下している場合、ストレスや生活習慣の乱れが関係していることもあります。

注釈:治癒力を最大限に引き出すためには、栄養バランスの良い食事や適度な運動も重要です。

中殿筋(ちゅうでんきん)

身体の部位

お尻の外側に位置する筋肉で、股関節の安定や脚の動きを助け、骨盤を支える重要な役割を果たします。
この筋肉が硬直すると、腰痛や股関節の不調、膝の痛み、骨盤のゆがみが起きやすくなります。
整体では、中殿筋の緊張を緩め、筋力バランスを整え、姿勢や歩行を改善する施術やストレッチを行い、痛みや不調の改善を図ります。

注釈:中殿筋の不調は、長時間座りっぱなしの姿勢や運動不足が原因になることがあります。
片脚で立つときの安定性にも関与する重要な筋肉です。

肋間神経痛(ちょうかんしんけいつう)

状態

肋骨の間を通る神経が刺激されることで起こる痛みを指します。
整体では、肋間神経痛の原因となる筋肉の緊張や骨格のゆがみを整える施術を行います。
また、肋骨周りの柔軟性を高めるストレッチも併用されることが多いです。

注釈:ストレスや姿勢の悪さが原因になることが多いため、生活習慣の改善も重要です。

腸腰筋(ちょうようきん)

身体の部位

骨盤から太ももにかけて位置する筋肉で、股関節を曲げる動きに関与します。
腸腰筋が硬くなると姿勢が悪化し、腰痛や股関節痛が引き起こされることがあります。
整体では、この筋肉の緊張を緩和し、姿勢を改善する施術を行います。

注釈:デスクワークなど長時間座る姿勢が腸腰筋の硬直を招く主な原因です。

椎間板(ついかんばん)

身体の部位

背骨の間にあるクッションの役割を果たす軟骨組織。衝撃を吸収し、脊椎の柔軟性を保つ役割を担います。
椎間板が劣化したり、突出したりすると椎間板ヘルニアとなり、神経を圧迫することがあります。

注釈:正しい姿勢を保つことが椎間板の健康維持に重要です。

突き指(つきゆび)

状態

指の関節に過剰な力がかかり、靭帯や関節を損傷する状態。スポーツや日常生活の中で発生しやすい怪我です。
整体では、突き指による関節のずれや筋肉の緊張を整える施術を行います。

注釈:自己判断で無理に動かすと悪化する可能性があるため、適切な診断が必要です。

手足の冷え(てあしのひえ)

状態

手足の血流が悪くなることで、体温が低下し、冷たさを感じる状態です。冷えが続くと筋肉の緊張や痛みの原因になることがあります。
整体では血流を改善するために、全身の筋肉や骨格のバランスを整える施術が行われます。
また、セルフケアとして温熱療法やストレッチが推奨されることもあります。

注釈:特に女性に多く見られる症状で、ホルモンバランスの乱れとも関連があると言われています。

手首の腱鞘炎(てくびのけんしょうえん)

状態

腱を包む腱鞘に炎症が生じることで、手首や親指の付け根付近に痛みや腫れが起こる状態です。
スマートフォンの使用や手作業の反復運動が原因で発症することが多いです。適切な整体施術を受けることで、炎症の軽減や再発予防が期待できます。

注釈:腱鞘炎は悪化すると慢性化するため、早期の対応が重要です。

てこの原理

状態

身体の動作における基本的な力学原理で、骨と筋肉がレバーのように機能する仕組み。
整体では、てこの原理を活用して効果的に筋肉や関節を動かし、痛みを緩和します。

注釈:この原理を応用した施術は、痛みを最小限に抑えるために重要です。

手先のしびれ(てさきのしびれ)

状態

手先のしびれとは、指先や手のひらに「ピリピリ」「ジンジン」「チクチク」といった感覚異常が現れる症状です。
感覚が鈍くなる、触れた感覚が違和感として伝わる、力が入りにくくなるといったケースも含まれます。
しびれの程度は一時的なものから慢性的なものまでさまざまで、日常生活に支障をきたすこともあります。

主な原因

  • 神経の圧迫や障害:首の骨のゆがみ(頸椎症)、ヘルニア、胸郭出口症候群、手根管症候群、肘部管症候群など。
  • 血行不良:長時間同じ姿勢を続けることで血流が滞ることが原因になることがあります。
  • 内科的疾患:糖尿病による末梢神経障害、甲状腺機能異常、脳卒中の前兆など。

整体でのアプローチ

整体では、しびれの根本的な原因を見つけることが重要です。

  • 姿勢のチェックと調整:首や肩、背骨のゆがみを整え、神経への圧迫を軽減します。
  • 筋肉の緊張緩和:首・肩・腕の筋肉をほぐして、神経や血管への圧迫を和らげます。
  • 血行促進:手先への血流を改善するため、肩甲骨周りや腕のストレッチや可動域の調整を行います。

注意点

  • しびれが急激に悪化したり、半身のしびれ、言語障害、視力低下などの症状を伴う場合は、脳梗塞や重大な神経障害の可能性があるため、早急に医療機関を受診してください。

注釈:一時的なしびれであれば問題ないことが多いですが、慢性的なしびれや繰り返し起こる場合は、姿勢の乱れや神経への圧迫が長期間続いているサインであることが多く、早めの施術と生活習慣の見直しが必要です。

手指のしびれ(てゆびのしびれ)

状態

手や指にビリビリした感覚や感覚の鈍さが生じる状態を指します。
首や肩、腕の神経が圧迫されることで起こることが多く、特に頸椎のゆがみや筋肉の緊張が原因となるケースがあります。整体施術では、神経の圧迫を取り除くために、頸椎や肩の調整が行われます。

注釈:しびれが長期間続く場合、神経障害や内科的疾患の可能性もあるため、医療機関での検査も併用することが推奨されます。

動的ストレッチ

施術を表す専門用語

体を動かしながら筋肉を伸ばすストレッチ方法。運動前に行うことで、筋肉を温め、柔軟性を高めます。
整体では、施術後に動的ストレッチを取り入れることがあります。

注釈:静的ストレッチと併用することで、筋肉の状態がさらに改善します。

トリガーポイント

状態

筋肉の中にできる硬結(コリ)のことで、痛みやしびれを引き起こす原因となります。
整体では、このトリガーポイントをほぐすことで痛みを緩和します。

注釈:特定の場所を押すと痛みが広がる「関連痛」が特徴です。