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用語集 -ハ行

glossary-06

歯ぎしり(はぎしり)

状態

無意識に歯を強く噛みしめたり、こすり合わせたりする癖。
主に睡眠中に起こることが多く、顎関節や首、肩の筋肉に過剰な負担をかけ、頭痛や肩こり、顎関節症の原因となることがあります。
整体では顎周りの筋肉の緊張緩和や姿勢改善を通じて症状を緩和します。

注釈:ストレスや噛み合わせの不良が原因とされることが多いです。

波動(はどう)

施術を表す専門用語

体内におけるエネルギーの流れや振動を指し、整体や東洋医学で用いられる概念です。
気の流れや生命エネルギーのバランスが乱れることで不調が生じるとされ、施術でその波動を整えることで自然治癒力を高めることを目指します。

注釈:エネルギー療法や気功などの分野でよく使われます。

反射(はんしゃ)

身体の反応

外部からの刺激に対して無意識に起こる身体の反応。
整体では「反射作用」を利用し、特定の部位への刺激が内臓や自律神経系にどのような影響を与えるかを考慮して施術を行います。

注釈:リフレクソロジー(反射療法)もこの理論を応用しています。

反発力(はんぱつりょく)

状態

筋肉や関節、靭帯が元の位置や形に戻ろうとする力。
正常な反発力は姿勢維持や運動時の安定性に寄与しますが、過度な反発力は関節の可動域制限や痛みの原因となることもあります。
整体では筋肉の柔軟性とバランスを整えて、自然な反発力を取り戻すことを目指します。

肌(はだ)

身体の部位

人体の外側を覆う組織で、外界からの刺激や感染を防ぐバリア機能を持ちます。
整体では、肌の質感や色、温度変化を観察することで血行不良や自律神経の乱れを推測することがあります。

注釈:肌の乾燥や冷えは体内の循環不良のサインであることもあります。

皮下組織(ひかそしき)

身体の部位

皮膚の下にある脂肪や結合組織の層で、外部からの衝撃吸収や保温、栄養の貯蔵などの役割を果たします。
整体では、皮下組織の硬さや浮腫(むくみ)を確認し、リンパの流れや血行不良の改善を目指すことがあります。

注釈:むくみや冷え性の改善にも関連する重要な部位です。

肥厚性靭帯炎(ひこうせいじんたいえん)

状態

靭帯が炎症を起こし、厚く硬くなることで関節の可動域制限や痛みを引き起こす状態。
整体では、周囲の筋肉のバランスを整え、負担を軽減する施術が行われます。

注釈:長期間の過度な負荷や外傷が原因となることが多いです。

肥厚(ひこう)

状態

組織や臓器が異常に厚くなることを指します。
整体では、筋膜や靭帯の肥厚が可動域の制限や痛みの原因になることがあります。
特に肩や腰の慢性的なコリは、筋膜の肥厚によることが多いです。

注釈:筋膜リリースなどの施術で緩和を目指します。

尾骨(びこつ)

身体の部位

骨盤の最下部にある骨。姿勢の崩れや衝撃が原因で痛みが出ることがある。整体では骨盤調整で対応。

微細循環(びさいじゅんかん)

身体の状態

毛細血管レベルでの血液循環を指します。
冷え性やむくみの改善において重要な要素で、整体では血流促進を目的とした施術で微細循環を改善します。

注釈:血流障害があると、酸素や栄養素の供給が不十分になります。

微小循環(びしょうじゅんかん)

身体の状態

毛細血管レベルでの血液循環を指します。この循環が滞ると、冷えやむくみ、筋肉のこりなどが生じやすくなります。
整体では、血流促進の施術で微小循環の改善を図ります。

注釈:冷え性の改善にも重要な要素です。

非対称(ひたいしょう)

姿勢

身体の左右または前後のバランスが崩れている状態。骨盤の傾き、肩の高さの違い、脚の長さの不均衡などが含まれます。
整体では、この非対称を整えることで、身体の負担を軽減します。

注釈:日常生活の癖やスポーツ動作が原因になることが多いです。

肥大(ひだい)

状態

筋肉や組織が通常よりも大きくなること。
筋トレによる筋肥大は正常な反応ですが、過度な肥大は筋肉のバランスを崩し、関節や神経への圧迫を引き起こすことがあります。

注釈:筋バランスを整えることが重要です。

肥大化(ひだいか)

状態

筋肉や組織が異常に大きくなる現象。
特定の筋肉を過度に使い続けることで発生し、筋肉のアンバランスや姿勢の歪みを引き起こすことがあります。
整体ではバランスの取れた筋肉の調整を行います。

皮膚感覚(ひふかんかく)

身体の部位・感覚

皮膚で感じる触覚、温度、痛み、圧力などの感覚。
整体では、施術中に皮膚感覚の異常(しびれや感覚鈍麻)を確認し、神経の圧迫や血行不良の有無を評価することがあります。

注釈:神経障害の早期発見に役立つ重要な指標です。

皮膚温(ひふおん)

状態

皮膚表面の温度を指します。
整体では、施術前後の皮膚温の変化を確認することで、血流の改善や自律神経のバランス調整の効果を評価することがあります。

注釈:冷え性や循環不良のサインとしても重要です。

弥縫策(びほうさく)

その他

根本的な原因を解決するのではなく、一時的に症状を和らげるための対処法。

注釈:整体では一時的な痛みの緩和策としてマッサージやストレッチが用いられることもありますが、根本改善を目指すことが重要です。

肥満(ひまん)

状態

体脂肪が過剰に蓄積された状態。肥満は姿勢の悪化や関節への負担増加、腰痛や膝痛のリスクを高めます。
整体では体のバランス調整と併せて、運動療法や生活習慣の改善指導が行われることもあります。

注釈:肥満は代謝性疾患や心血管疾患のリスクも高めるため注意が必要です。

負荷(ふか)

状態

身体にかかる物理的、心理的な圧力やストレスのこと。筋肉や関節への過剰な負荷は、痛みや機能障害の原因となります。
整体では、過剰な負荷を軽減するための姿勢指導や筋バランスの調整を行います。

注釈:適度な負荷は筋力維持に必要ですが、過剰な負担は注意が必要です。

不活動症候群(ふかつどうしょうこうぐん)

状態

長期間の運動不足や安静状態が続くことで、筋力低下、関節拘縮、骨密度の低下などの症状が現れる状態。
整体では、可動域改善や筋力回復のためのリハビリ的アプローチを行います。

注釈:高齢者や入院患者に多く見られるため、早期の介入が重要です。

腹圧(ふくあつ)

身体の部位・状態

腹腔内の圧力のことで、体幹の安定性に重要な役割を果たします。
適切な腹圧は、腰椎への負担を軽減し、姿勢維持や呼吸機能の向上に寄与します。
整体では、腹式呼吸や体幹トレーニングで腹圧のコントロールを促します。

注釈:腰痛予防やスポーツパフォーマンス向上に不可欠な要素です。腹圧が弱いと腰への負担が増し、腰痛の原因になります。

腹横筋(ふくおうきん)

身体の部位

お腹の深層部にある筋肉で、コルセットのように胴体を包む構造をしています。
体幹の安定化に重要で、腰痛予防や姿勢維持に欠かせない筋肉です。
整体では、この筋肉の活性化を目指したエクササイズを行うことがあります。

注釈:腹圧をコントロールするための重要な筋肉です。

腹式呼吸(ふくしきこきゅう)

施術を表す専門用語

お腹を膨らませるように行う呼吸法で、深いリラクゼーション効果や自律神経の調整に役立ちます。
整体では、呼吸が浅くなっている方に対して指導することが多いです。

注釈:副交感神経を優位にし、ストレス軽減に効果的です。

腹直筋(ふくちょくきん)

身体の部位

お腹の前面を縦に走る筋肉で、いわゆる「シックスパック」として知られています。
体幹の安定、姿勢維持、腹圧の調整に重要な役割を果たします。
整体では、体幹トレーニングと組み合わせたケアが行われ、腹直筋の柔軟性と機能改善を重視します。

注釈:弱化すると腰痛の原因になることが多いです。過度な筋トレや不適切な姿勢での運動が筋緊張の原因になることがあります。

筋膜(ふくまく)

身体の部位

筋肉や臓器を覆う薄い膜状の結合組織で、身体の構造を支え、滑らかな動きを助けます。
筋膜の硬化や癒着は、可動域の制限や痛みの原因となるため、整体では筋膜リリースという手技で緩めることが重要です。

注釈:筋膜の柔軟性維持が、慢性痛の予防に役立ちます。

浮腫(ふしゅ)

状態

体内に余分な水分がたまることで生じるむくみのこと。
特に足や顔、手に現れることが多いです。
血行不良やリンパの滞りが主な原因で、整体ではリンパドレナージュや血流改善の施術を行います。

注釈:心疾患や腎疾患が原因となることもあるため、急激な浮腫は医療機関への相談が必要です。

不定愁訴(ふていしゅうそ)

状態

明確な病気が特定できないものの、慢性的な疲労感、頭痛、肩こり、めまいなどの不調を訴える状態。
整体では、自律神経のバランス調整や姿勢の改善、血行促進を通じて症状の緩和を目指します。

注釈:ストレスや生活習慣の乱れが大きな要因となることがあります。

不良姿勢(ふりょうしせい)

姿勢

猫背、反り腰、左右の傾きなど、体のバランスが崩れた姿勢を指します。
長時間のデスクワークやスマホ使用が主な原因で、肩こり、腰痛、頭痛を引き起こすことがあります。
整体では姿勢矯正やストレッチ指導が中心となります。
整体では、姿勢分析と矯正を通じてバランスを改善します。

注釈:不良姿勢は筋肉や関節への負担を増やし、慢性痛の原因になることがあります。

変位(へんい)

状態

骨や関節、筋肉が本来あるべき位置からずれている状態。姿勢不良や外傷、繰り返しの不良動作が原因となります。
整体では変位を確認し、手技によって正常な位置に戻すことを目的とした施術が行われます。

注釈:軽度の変位は無症状のこともありますが、進行すると痛みや機能障害を引き起こします。

変形性関節症(へんけいせいかんせつしょう)

状態

関節の軟骨がすり減り、関節の変形や痛み、可動域の制限を引き起こす慢性疾患です。
主に膝、股関節、脊椎、手指などに多く見られます。加齢、肥満、過度な運動、外傷などが原因となります。
整体では、筋肉の柔軟性改善や姿勢の調整、関節の負担を軽減する施術を行い、痛みの緩和と機能改善をサポートします。

注釈:症状が進行すると歩行困難や日常動作の制限を招き手術が必要になることもあるため、早期のケアが重要です。

へバーデン結節(へバーデンけっせつ)

身体の部位・状態

手の指の第一関節(DIP関節)に生じる骨の変形やこぶ状の膨らみを指します。
関節の痛みや腫れ、変形を伴うことがあり、特に中高年の女性に多く見られます。
整体では、関節の可動域改善、指周囲の筋肉の緊張緩和、血行促進を通じて痛みの軽減を目指します。

注釈:遺伝的要因やホルモンバランスの変化も関連していると考えられています。

へそ(へそ)

身体の部位

お腹の中央に位置するくぼみで、胎児期には母体とつながる臍帯(へその緒)の痕跡です。
整体では腹部の緊張や内臓の状態を確認する際の目安になることがあります。
特に体幹バランスの評価や腹圧調整のポイントとして活用されることもあります。

注釈:腹直筋の緊張や骨盤のゆがみを評価する際の基準点になることがあります。

偏位(へんい)

状態

骨や関節、筋肉、内臓などが本来の正常な位置からずれている状態を指します。
脊柱や骨盤の偏位は姿勢不良や痛みの原因となることがあり、整体ではこのズレを矯正することで身体のバランスを整え、痛みや不調の改善を図ります。

注釈:日常的な癖や外傷によって引き起こされることが多いです。

変位(へんい)

状態

関節や骨、内臓が正常な位置からずれている状態で、特に骨格のゆがみや関節のズレを指すことが多いです。
変位が起こると神経や血管を圧迫し、痛みやしびれ、可動域の制限などの不調が現れることがあります。
整体では、骨格調整や筋肉のバランスを整える施術で改善を目指します。

注釈:姿勢不良や外傷、筋力のアンバランスが主な原因です。

偏平足(へんぺいそく)

身体の部位・状態

足の土踏まずのアーチが低下または消失している状態で、歩行時の衝撃吸収機能が低下するため、足の疲れやすさ、膝痛、腰痛の原因になることがあります。
整体では、足部の筋バランス調整や体幹の安定化、歩行指導を通じて改善を目指します。

注釈:遺伝的要因だけでなく、筋力低下や体重増加、靴の不適合も影響します。

変化球姿勢(へんかきゅうしせい)

姿勢

野球などのスポーツで見られる、身体をひねったりねじったりする際に生じる不自然な姿勢のことです。
この姿勢が継続すると、特定の筋肉や関節に過剰な負担がかかり、痛みや可動域制限の原因となることがあります。
整体では、体幹のバランス調整や柔軟性の向上を目指します。

注釈:スポーツ障害の予防やパフォーマンス向上にも重要です。

変性(へんせい)

状態

組織や器官が加齢やストレス、外傷などにより正常な構造や機能を失い、変化することを指します。
変性は、椎間板や関節、筋肉などに見られ、痛みや可動域の制限を引き起こすことがあります。
整体では、変性の進行を遅らせ、周囲組織の機能を改善するアプローチが取られます。

注釈:代表的なものに「椎間板変性症」や「変形性関節症」などがあります。

保温(ほおん)

施術を表す専門用語

身体を温めて血行を促進し、筋肉の緊張を緩和する方法です。
整体では、温熱療法やホットパックを用いて冷え性や筋肉のこり、慢性的な痛みの緩和を目的とした施術が行われます。

注釈:保温はリラックス効果もあり、自律神経の安定にも寄与します。

補強(ほきょう)

施術を表す専門用語

筋肉や関節の機能を強化するために行うトレーニングや施術を指します。
整体では、弱くなった筋肉を補強することで、再発防止や姿勢維持をサポートします。

注釈:体幹トレーニングやストレッチと組み合わせることで、より効果的な補強が可能です。

歩行(ほこう)

姿勢・状態

二足でバランスを取りながら前進する動作のことです。
歩行の癖やバランスの乱れは、膝痛、腰痛、股関節痛などの原因になります。
整体では、歩行分析を行い、正しい歩き方への改善指導を通じて身体の負担を軽減します。

注釈:足のアーチ構造や骨盤の動きも歩行に大きな影響を与えます。

保持筋(ほじきん)

身体の部位

姿勢を維持したり、関節の安定性を保つために働く筋肉のことを指します。
体幹のインナーマッスル(深層筋)などがこれに該当します。
整体では、保持筋のバランスや筋力低下が不調の原因となることが多いため、筋肉の調整やトレーニング指導を行います。

注釈:保持筋の弱化は、腰痛や姿勢不良の原因となることが多いです。

補正(ほせい)

施術を表す専門用語

体の歪みやズレを修正し、正しい姿勢や動作に近づけるための調整を指します。
整体では、手技療法やストレッチを用い骨盤や背骨の補正を行い、バランスの取れた状態に導くことで痛みや不調の改善を目指し然治癒力を高めることを目的とします。

注釈:補正は一時的な矯正だけでなく、根本的な姿勢改善を目指すことが重要です。