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用語集 -ワ行

glossary-10

和式姿勢(わしきしせい)

姿勢

和式姿勢とは、日本の伝統的な座り方である正座、あぐら、横座りなどを指します。
床での生活が中心だった日本特有の姿勢ですが、膝や腰に負担がかかりやすく、長時間の維持は関節や筋肉の緊張を招くことがあります。
現代では、膝痛や股関節痛の要因になることもあるため、適度なストレッチや姿勢の調整が重要です。

注釈:和式姿勢は骨盤の歪みや膝関節への負担が蓄積されやすい座り方であり、特に高齢者や関節の柔軟性が低下している人は注意が必要です。

腕橈骨筋(わんとうこつきん)

身体の部位(筋肉)

腕橈骨筋は、前腕の外側に位置する筋肉で、肘の屈曲や前腕の回内・回外運動を助けます。
物を持ち上げたり、ドアノブを回すときに使われる筋肉で、使い過ぎるとテニス肘(外側上顆炎)などの原因になります。
前腕の疲労や痛みが気になる場合は、ストレッチやマッサージが効果的です。

注釈:デスクワークやスマートフォンの使用など、前腕を頻繁に使う動作が多い現代人には、過度の負担による痛みが出やすい筋肉です。

腕神経叢(わんしんけいそう)

身体の部位(神経系)

腕神経叢は、首から腕にかけて広がる神経の束で、肩や腕、手の感覚や運動機能を司る重要な神経ネットワークです。
胸郭出口症候群などの症状では、この神経叢が圧迫されることがあり、腕のしびれや痛み、筋力低下を引き起こすことがあります。

注釈:長時間のデスクワークや猫背姿勢が続くことで、首や肩周りの筋肉が緊張し、腕神経叢の圧迫が起こりやすくなるため、姿勢改善が予防の鍵となります。

脇腹(わきばら)

身体の部位

脇腹は、胸郭の側面から骨盤にかけての部分を指し、腹斜筋や肋間筋などが存在するエリアです。
体幹の安定や呼吸の補助、腰の回旋動作に重要な役割を果たします。
脇腹の硬さは姿勢の歪みや腰痛の原因となるため、ストレッチや体幹トレーニングが推奨されます。

注釈:脇腹の筋肉は、側屈や捻りの動作に重要な役割を果たすため、スポーツをする人やデスクワーカーは意識的に柔軟性を保つことが重要です。

和痛療法(わつうりょうほう)

施術を表す専門用語

和痛療法とは、痛みを軽減しながら施術を行う方法のことです。
整体やマッサージで、痛みを伴う施術を避け、身体への負担を最小限に抑える手技療法を指します。
特に高齢者や痛みに敏感な方に適しており、リラックスしながら筋肉や関節のバランスを整えることができます。

注釈:和痛療法は「無痛施術」とも呼ばれ、痛みのないアプローチで自然治癒力を高めることを目的としています。特に慢性痛の緩和に効果的です。