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身体の重心
先日担当させて頂いたYさん(2回目)とこんな行き違いがあり、
自分自身勉強になりました。
Yさんの初回は左半身に症状が集まっていたので 利き手と身体の重心の
関係をお話ししました。
人は利き手の逆側に凝りができやすいんです。Yさんは左側に凝りが偏って
いるので右利きではありませんか?
そう質問するとやはり右利きでいらっしゃって 左半心に体重が乗って負担が
かかっていますね。
ふんばる左側がストレスを受けやすく血流が悪くなります。
それに比べ利き手でよく動かす右側は筋肉のポンプ作用で血行があがり
結果的には凝りにくいんです。とお伝えするとよく理解して頂けました。
その後Yさんは右重心を心掛けた結果2回目の来院で痛みが右側に移って
いました。
恐らくYさんは左重心をいけない偏りと受け止めてしまったのですね。
2回目に再度説明させて頂きました。
利き手と逆側の身体は 物を支える・押える・軸になる・動きが少ない 傾向が多い
その分ストレスをうけ血行が落ちやすく、凝りもできやすい
↓
本来人間の身体の臓器は左右対称ではないし、利き手があることもしょうがないこと
↓
なので使われていない側を使うことが重要なので 左右ともよく使える運動がおすすめ
↓
身近なものとして・・・ ウォーキング、ジョギング、水泳、ラジオ体操、など
利き手と凝る場所が一致することのインパクトが強すぎて 最終的に運動することで
補える部分が伝わりきれていませんでした。
結果Yさんはウォーキングなどの大切さを理解され よく歩かれています。
僕自身 伝わっていたと思い込んでいたのでしょう。本当に伝えたい部分を何度も
説明する。
質問を投げかけたり、受けたりして理解度を確認する などの大切さを知るきっかけと
なりました。
大森