飛び込み来院 お待ちしております
時々患者さんからのお声で 「予約をしていないのですが・・・」
施術に入ってから 「いきなりですいませんねぇ」
窓の外に予約優先のシールが貼っているからかもしれません、恐縮
されている方が見られます。
確かに基本的には予約制ですが、「飛び込みの方、大歓迎です!!」
スタッフに空きがありましたら直ぐに、もしくはその時点での早い
時間のご案内をさせて頂きます。
他には症状別のカウンセリング(無料)なども承っております。
是非!お気軽にご利用ください。
トリガーポイントと椎間板ヘルニア①
前回の記事にて椎間板ヘルニアが必ずしも
背骨の変形からの痛みではない。
筋肉からの痛みの可能性が高い とあげさせて
いただきましたが、今回は実際私 大森が
過去に椎間板ヘルニアの診断を受け、その後
自身の体験に基づき色々な「誤解」があった
ことを報告させて頂きます。
23歳の時に突然の腰痛で立てなくなり
その後の検査により
「椎間板ヘルニア」と診断されました。
そこで1つめの誤解
骨が変形しているので努力しても治らない
プラス 痛いので動かない方がよい。
確かに20代の椎間板は水分が多く飛び出しやすく
実際若い方のヘルニアの方が多い。
しかしあまり知られていないのは飛び出した椎間板は
カラダが異物と見なし白血球が食べてしまいます。
そういう自然治癒力が備わっているため3カ月もすれば
消えてなくなります。
2つめの誤解
周囲から「腰痛とはうまく付き合っていこうね」
と言われたことが
マイナスにとらえてしまったのでしょう
付き合い続ける=良くならないもの
と思い込んでしまった。
痛みの出ないカラダは正常に機能していない
証拠。
うまく付き合うとは 痛みを憎むのではなく
痛みは生きていくために必要なものと受け入れる
こと。
3つめの誤解
骨のきわ が痛むからやっぱり骨が原因なんだ・・・と
トリガーポイントは筋肉の両端と真ん中にできやすい
傾向にあります。
下図の×がトリガーポイントです。
肩甲骨・背骨・骨盤の近くにできているのがわかります。
両端とは筋肉の付着部=骨ぎわ なのです。
これを私は骨の歪み・痛みと思い込んでました。
最初に痛んだ腰骨(椎間板ヘルニア)と
トリガーポイントの痛みを混同してしまった分
怖さで動かない生活を送っていたのです。
大森
低年齢化している スマホ症候群 ②
低年齢化している スマホ症候群①で少し触れました
「励まし」「手助け」「参加」 の3つを
具体的にあげてみます。
「励まし」・・・自信をつけてあげることがポイント
「僕・私はやればできるんだ」という自信です。
すこしでも上手にできたら
「才能があるなあ」 「将来は野球選手になれるぞ!」
などオーバーなくらいに褒める・おだてるのがポイント。
他の子との比較ではなく、その子自身の記録更新 や できる事が増えたものにスポットをあて褒め
「じゃあもう一回やってみよう」という気持ちにさせてあげるのが大切。
常にポジティブなフィードバックが子どもの行動を変えていきます。
「手助け」・・・「送迎」と「道具」
★公園・遊び場まで連れていってあげる
★運動用具を買ってあげる
最近では近くの遊び場が減ってきていると聞きます。
遠くへは安全上の問題からも必要ですし、道具など
高価なものでなくても サッカーボール1つで家族みんなで遊べますね。
「参加」・・・ゲームは参加しにくいが、運動・スポーツなら参加しやすい
親が運動や遊びに参加する事によって、運動が重要だということが
体感的に伝わります。 野球のバットの持ち方・サッカーのリフティングの仕方・・・などなんでも良いと思います。
僕も子どもの頃の父とのキャッチボールは今でも鮮明におぼえています。
「真太郎はいい肩をしているからいいピッチャーになるぞ!!」
と おだてられながら遊んでくれたのを憶えています。
今思うと貴重な時間だったと実感しています。
「子どもは放っておけば外で遊ぶもの」
と言われていたのは一昔の話かもしれませんね。
これからは手間を惜しまず どうすれば子どもが楽しく
カラダを動かせるか?を
大人が考え、サポートしていく事が必要なのかもしれません。
大森
低年齢化している スマホ症候群 ①
2015年6/6 東京新聞に最近の子どものカラダに関する記事が
掲載され 唖然としました。
猫背 腕をまっすぐあげられない しゃがむと後ろに転ぶ
カラダが硬く、バランスが悪い・・・
という子どもが目立ち始めているとのこと。
長時間のスマホ・ゲーム、外遊びが少なくなったことが
原因だといわれています。
今年の4月には埼玉県の整形外科院に5歳の男の子
が腰痛でみえたそうです。
背中が曲がりおなかが前に突き出た姿勢。
日ごろの生活を聞いてみると スマホやゲームなどで
下を向いている時間が長く、運動不足も続いているとのこと。
このままだと早い段階での介護が必要ではないか?
との声もあります。
大人達が日常的にスマホ・ゲームをやっている手前それらを
取り上げるというより カラダを動かすことが楽しい! と子ども達に
感じてもらう事が大切だと 僕達は考えます。
それには他者(親、兄弟、親友など)からの サポートが
重要だと思います。
親が運動音痴・運動嫌いだと子どもにそれが
うつると思われている方が多いと聞きますが、
最新の研究では親が直接的なモデルに
なることと同じ位 「励まし」 「手助け」 「参加」
などのサポートが子どもに強く影響を与えていることが
わかってきました。
大森
低年齢化している スマホ症候群② に続きます。
正座は怖くない!?
86歳のWさんのお話です。
お家はで椅子を使っていらっしゃるということ、
また、“膝が痛いと正座はしてはいけない”と
思い込んでいらしたのとで、長年正座とは無縁
の生活だったとの事です。
そう思われている方は意外と多いのではないで
しょうか?
でも、違うのです!!
膝周りには先日のお話のとおり、様々な筋肉が
またがってついているのですが…
正座は、大腿四頭筋(大腿直筋・内側広筋・
中間広筋・外側広筋)のストレッチになるのです!!
もちろん、どんなに良い姿勢であっても、同じ
姿勢を続けるのは良くありません。
でも、正座はストレッチになりますし、左右対称
で姿勢も正しやすい座り方なのです。
Wさんにも、大腿の筋肉が硬い事もあり、時々
正座をするようお勧めしました。
…数日後、
『うちで時々椅子の上で正座してみるんですけどね…
背中がぴーんと伸びる感じで、気持ちがいいんです
ね…
脚も伸ばされて、軽くなるみたいなんですねぇ』
Wさん、背中が丸まりがちの座り方に1つバリエーション
ができて、嬉しそうです!!